Oracle8i Network Administration 受験体験記

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受験者プロフィール

  • ソフトウェア開発歴:約2年
  • Oracle使用開発歴:約2年、主にPro*Cを使用してのアプリケーション開発。
    入社以来、UNIX-Oracle環境にいるが、アプリケーション開発がメインの為
    DBA作業などは業務では殆ど未経験。
  • 受験時、仕事で使用していたOracle環境:Oracle8.1.5 on UNIX

受験結果

  • 平成15年7月28日(月) 52/59点で合格。
    合格ラインは41/59点です。

  • 各セクション毎の正解率
    1.
    Net8概要 全問正解
    2.
    Net8のアーキテクチャ 全問正解
    3.
    Net8のサーバー側の構成 全問正解
    4.
    Net8のクライアント側の構成 全問正解
    5.
    Oracle Namesの概念 全問正解
    6.
    Oracle Namesの使用方法と構成 2問不正解
    7.
    マルチスレッド・サーバーの使用方法と構成 2問不正解
    8.
    Connection Managerの使用方法と構成 全問正解
    9.
    ネットワーク環境のトラブルシューティングャ 2問不正解
    10.
    ネットワーク環境のセキュリティ 1問不正解

学習方法

    1. 翔泳社「改訂版オラクルマスター教科書 Platinum Network(Oracle8/8i対応)」
    2. リックテレコム社「オラクルマスターハンドブック Platinum編 (Oracle8/8i対応)」
    3. iStudy for Oracle Master Oracle8i Network

    オラクルマスター教科書を通勤途中に読み、iStudyで全問通しての正解率が90%を超える程度まで学習。

    力を入れて勉強した分野

    1. Net8のクライアント側の構成
    2. Net8のサーバー側の構成
    3. Oracle Namesの使用方法と構成
    4. マルチスレッド・サーバーの使用方法と構成

感想とアドバイス

SQLとOracle入門以外のOracleMaster試験は8iと9iがあるが、DBAを両方受けた感触では、
9i試験の方がより実践的で難しいと感じていた。
DBAU(9i)とNetwork(8i)・BackupRecovery(8i)と多少異なるので同列には比較できないが、
恐らく、これは他のPatinum試験にも当てはまると思う。
今回は準備不足を感じていつつも合格したが、9iの試験であれば落ちていたかもしれない。

Network試験ではOracle Net8 AssistantのGUIでの操作手順が問われる問題もあり、
出来ればNet8 Assistant環境は用意しておいた方が記憶に役立つ。
同様に、tnsnames.orやsqlnet.oraと言った各ファイルも、実際に見た方がより覚えやすい。

ConnectManagerとディスパッチャやリスナー、それらの制御ツールの操作法や設定ファイル、ログとトレースなど、
覚える数が多くなると混同して来るので、出来るだけ正確に関連付けて覚えたいところである。

実際の試験では参考書と微妙に表現の違う選択肢が出てきたりすることもあり、
確実に正解なものを探す事と、明らかに違うものを排除する事とどちらも必要だった。
今回、チェックをつけて見直しをした問題は15問あったが、ほぼ複数選択の問題で、
そのうちの半分を間違えている事を考えると、複数選択になる内容は特に注意が必要だと思った。

ただ、OraclenMaster試験制度が平成15年10月から改定される事もあり、
8iに拘る事が無く、これから勉強を始めようとしているならば、9iの試験を受ける事をお勧めする。


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