Oracle8i Performance Tuning 受験体験記

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受験者プロフィール

  • ソフトウェア開発歴:約2年
  • Oracle使用開発歴:約2年、主にPro*Cを使用してのアプリケーション開発。
    入社以来、UNIX-Oracle環境にいるが、アプリケーション開発がメインの為
    DBA作業などは業務では殆ど未経験。
  • 受験時、仕事で使用していたOracle環境:Oracle8.1.5 on UNIX

受験結果

  • 平成15年9月26日(金) 47/57点で合格。
    合格ラインは38/57点です。

  • 各セクション毎の正解率
    1.
    チューニングの概要 全問正解
    2.
    Oracle ALERTファイルおよびトレースファイル 全問正解
    3.
    ユーティリティ・ビューと動的パフォーマンス・ビュー 1問不正解
    4.
    共有プールのチューニング 2問不正解
    5.
    バッファ・キャッシュのチューニング 2問不正解
    6.
    REDOログ・バッファのチューニング 1問不正解
    7.
    データベース構造とI/Oの問題 1問不正解
    8.
    Oracleブロックの効率的な使用 全問正解
    9.
    ソート処理の最適化 1問不正解
    10.
    ロールバック・セグメントのチューニング 全問正解
    11.
    ロックの競合 1問不正解
    12.
    SQL問題と各種アプリケーションにおける考慮事項 1問不正解
    13.
    混合ワークロードの管理 全問正解
    14.
    Oracle Expertによるチューニング 全問正解
    15.
    マルチスレッド・サーバーのチューニング問題 全問正解

学習方法

    1. リックテレコム社「オラクルマスターハンドブック Platinum編 (Oracle8/8i対応)」
    2. iStudy for Oracle Master Oracle8i PerformanceTuning

    オラクルマスターハンドブックを通勤途中に読み、iStudyで全問通しての正解率が90%を超える程度まで学習。

    力を入れて勉強した分野

    1. SQL問題と各種アプリケーションにおける考慮事項
    2. データベースの構成とI/Oの問題
    3. 共有プールのチューニング

感想とアドバイス

全57問中38問で合格(合格率66.67%)と比較的ボーダーラインが低い試験ではあるが、
沢山の動的パフォーマンスビューを覚える必要もあり、なかなか面倒な試験だと思う。
Platinum試験の中で一番DBAと範囲が重なるように思えたので、
DBAを受かった人が次に受けるのであればこの試験を最初に受けるのが良いと感じた。
DBマガジン(03年10月号)の吉田育代さんのコラム中で、林さんとの会話にもその様にありましたし。

iStudyで似たような問題が多いのでiStudyでの対策をしっかりしておけば、まずは問題ないと思う。
8iの問題は9iの問題よりも応用力が問われない気がするので、基礎をしっかり覚えておくことが何よりも重要かと。

共有プールやバッファなど、メモリ上でのチューニングは(チューニングの)優先度も高いのでしっかりと
勉強する必要があるように思える。
私のようにアプリケーション開発をしている人間であれば、通常の業務でもチューニングに対しては気にしている筈なので、
DBAでなくても勉強するのはためになると思う。


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