スキーマ・オブジェクト

スキーマ・オブジェクトについて

スキーマ・オブジェクトは、特定のユーザーの持ち物であるオブジェクトのことを指す。

スキーマ：　あるユーザーが所有している表などのオブジェクト（もの）の集まり
オブジェクト：　データベースの中で扱われるもの

オブジェクトの管理形式

他人のオブジェクトにアクセスする場合、スキーマ名.オブジェクト名という形で記述する。
例） select * from nika.emp;

オブジェクト名が同じでも、持ち主が違うと別のオブジェクトとみなされる。

オブジェクトの種類

データベースの中で使用されるオブジェクトには、以下のようなものがある。

• 表・制約・・・Oracleにおける、データ記憶の基本単位。データは、行と列の2次元構造で格納される。
  
• ビュー ・・・1つ、または複数の表から構成される仮想表。実データは持たず、常にもととなる表のデータを使用する。
  
• 索引 ・・・検索時間を早めるために特定の列（または列の組み合わせ）に設定される。
  
• 順序 ・・・連続した値を生成。
  

2002/03/08　担当：Y.N、K.F、T.I